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授賞式

 昨日、夕方テレビをポチッとつけたら、SBSでなにかの授賞式をやっていた。チョン・ジョンミョンが何かあいさつしてた。でそのまま見てたら、それが百想芸術大賞だということがわかった。これってなにか権威ある賞ではなかったっけ?と思いながら見てたのだが、途中からいろんな疑問が沸いてきて、授賞式そのものを楽しむどころではなくなってしまった。
 それは…

・受賞者には前もって受賞が知らされているの?
 受賞者によっては、「え!わたしなの~!!」と、信じられない表情の人もいれば「知っていましたよー!」という感じの人もいて、反応がまちまち。信じられない表情をしていたのは新人の女優さんたちで、知ってましたって感じの人は製作サイドの受賞者たちだったけど、統一されてないってことなのかな?

・受賞者のコメントはどうしてみんな同じ?
 「まず、両親と天国のおじいさま、おばあさまに感謝の言葉を述べます。そして一緒に苦労をともにした~PD,~先輩、~おにいちゃん、~おねえちゃん、~さん……….」と永遠に名前の羅列が続く。そういえば昔アカデミー賞を見たときに、受賞者がこの手のあいさつをしていたけど、その路線なのかなあ。日本のアカデミー賞の受賞者のあいさつも今こんな感じなんだろうか。
 やはり目上の人への礼儀が必要なのか?としたら、受賞者はお世話になった人の名前を一人も言い漏らさないよう注意をはらわなきゃならなくって大変だろうなあ。

 そんなことを考えながら、あまりに個性のない挨拶に辟易してたけど、立場をその受賞者の関係者に置けば、「私も名前言ってほしいなあ。」と思うかしれない。その受賞者の名前の羅列がどんなに続いても、自分の名前が呼ばれるまで聞き続けることができる自信がある。
 というわけで、この挨拶は受賞者の関係者にとって、とっても大切なセレモニーであることが(勝手に)わかった。

 というわけで、関係者じゃないしこれはがんばって見なくていいんだ。という結論になり、テレビをポチッと消した。

 そういえば、いつだったかKNTVでこういう受賞式をやってて、終わりがけを見たことがあった。そのときは何かのテレビかラジオの作品賞が2つ選ばれてて、一人ずつPDらしき人が挨拶している場面だったんだけど、一人目の人が、さっきの挨拶を長くやりすぎたため、二人目の人は時間切れで挨拶できず「なぬっ!」って感じの表情で終わったのを思い出した。

 授賞式も結婚式も挨拶は短めがいいってことかな。
by haomui | 2006-04-15 12:17 | 見て思ったこと
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