カテゴリ:見たこと( 5 )

ソウル-もうひとつの光景-

ソウル駅(地下鉄の方)の11番出口のほうにBOOK OFFがある。
そこはソウル駅の後ろ側に位置することになるのだろうか、オフィスビルが立ち並んでいる。
日曜日の昼間ということもあり、人通りはまばらだった。
平日は会社員たちで忙しく行き来しているのだろうなあと予想できる街並み。

BOOK OFFをのぞいた後、昼食をとることにした。
でも、オフィスビルということもあり、食堂が見当たらない。

BOOK OFFの入っているビルの裏手のほうへぶらぶらと歩いてみる。
するとビルの谷間にポコッと昔ながらの横丁っぽい雰囲気の一角を見つけた。

急ぎ足で食堂はないか駆け寄った。
狭い路地に入って、一軒の小さい食堂が目に入った。
テーブルが三つ、窮屈そうに並んでいるその食堂は、まさしく「おばあちゃんの食堂」。
小汚い感じがなかなか私の触覚をくすぐる。

しかし、その日は私一人ではなく友人もいた。
やっぱりこういう食堂に連れて入っちゃいけないかなあとちょっと悩み
「やっぱり やめようか」
と引き返そうと5.6歩歩き進んだその瞬間
「アガッシー、アガッシー」と私たちを呼び止める声。
ここで、「アガッシー、アガッシー」と呼ばれて足をとめたのは、私たち以外に誰もいなかったからだ。
振り向くと、一人のおじちゃんがこう言った。
「なんで入んないの?この店、この町内で一番うまい店だぜい。入りなよー」

このおじちゃんの言葉で、即決。
「こんにちはー」
壁に長年貼ってあるメニューの紙は色あせてたけど、漂っているおいしい匂いはおじちゃんの言葉通りを予感させた。

スンドゥブチゲを注文。いっしょについてくるおかずも8種類あって、ひとひとつおばあちゃんの手作りの味だった。
お値段は3000ウォン。

私たちが食べてる間、店主であるおばあちゃんは、テレビののど自慢を見ながらいっしょに歌ってた。

私たちが食べ終わろうというとき、町内の常連さんらしきおじちゃんたちがぞくぞく入ってきて、あっという間に店は満員。

狭い店に幸せな空気が流れた。

ソウルにもこんな町があって、昔の人たちがありのままで住んでることがわかってうれしかった。

おなかいっぱいで店を出て、5.6歩進んだところで、また「アガッシー」の声。
今度は迷わず一度目で振り向いた。

あのおじちゃんが、知り合いらしき人と話しこんでいたらしい。
おじ「うまかっただろう」
私「はい、ほんとにおいしかったっす。おしえてくださってありがとうっす。」

おじちゃん、うれしそうだった。
私も「アガッシー」と呼ばれて、もとい、おじさんのうれしそうな顔を見てうれしかった。

ソウルの人情横丁は、ソウル駅の近所にありました。
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by haomui | 2007-02-07 14:52 | 見たこと

グッドなナイト??

少し前、韓国ではルームサロンという名前になるのだろうか?
そこの厨房で働いている知り合いの方を車で送っていったことがある。
店のあるビルの前までのつもりだったのだが、「ちょっと寄っていく?」の言葉に
素直に「はい」と答え、店へ。
店は10階建て(くらいだった)のビルの8階?(これもよくおぼえてない)にあって、そのビルはほとんどそういう店が入っているテナントビルのようだった。

地下の駐車場に車をとめ、エレベーターに乗る。
なかなか見れないところなので、ちょっとドキドキした。
エレベーターの扉が開くと、そこはもう別世界だった。
エレベーターの扉からまっすぐに敷かれた赤い絨毯。(これははっきりおぼえている)
まさにレッド・カーペット!
その上を歩いてたら、すっかり女優気分で思わず手を振ってしまいそうに….

正気に戻って….

エレベーターを降りると左手にホテルのフロントのようなカウンターがあり、そこで受付や精算が行われる。
赤い絨毯の敷かれた廊下の両側には、お酒やカラオケをお姉さんたちと楽しむ部屋が並んでいた。部屋のドアもゴールドがアクセントになった、オフホワイトのゴージャスなやつだった。
いろんなドラマや映画で、よく部屋で仕切られたちょっと豪華なナイトクラブ(この名前古いか?)っぽい場所……それが、まさに「ここだー!」という感じ。
その辺のドアからチョ・インソンとかがひょいっと出てきそうなほど。
まんまでした。

私が行った、夜にはちょっと早い時間帯には、お掃除のオンニたちやジャニーズ系のボーイさんたちが、昨夜のかたづけに追われていた。
飲み残しのグラスや食べ残しの果物、そしてもちろんキムチ各種。
前夜の盛況ぶりがうかがえた。

厨房でホットミルクをいただき、帰り際エレベータからその店の全体を眺めた。
そして…ここにもいくつもの語られない人生があるんだなあ….と、ラストはちょっとしみじみした気分になった。
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by haomui | 2006-06-19 14:10 | 見たこと

カン・ジファン

私はカン・ジファンという俳優が好きだ。
といっても知ってる人が何人いるだろう。
でも、ドラマ「がんばれクムスン」でクムスンのだんな様になった人といったら、ちょっとわかるかもしれない。
私の周りの韓国人に「カン・ジファンが好き。」といっても、「誰?それ」といった感じなので
そのくらいの知名度なのかもしれない。

どうして彼が好きかというと...
正直、ルックスである。
演技の実力とかについてはわからないが、演技派という感じじゃなさそうだ。
ただ....私は「がんばれクムスン」で忘れられない彼の演技がある。
それは、クムスンの勤める美容室(彼の母が経営)で、クムスンが彼の大事な部分に熱ーいお茶をこぼした時の熱さをこらえる表情が、たまらなく、たまらなくリアルで、それから「がんばれクムスン」に夢中になった。

痛い演技がうまいのかもしれない。

今MBCの土日ドラマ「花火」で、クムスン以来の彼をときどき見ている。
好き...といいつつ「ときどき」というのが、私のなんともいいかげんなところなのだが。
そして、心でいつも彼の「痛い」演技を期待している。
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by haomui | 2006-05-21 12:09 | 見たこと

ステキなアジュンマ

すばらしいバランス感覚!
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アジュンマ、ステキッ!
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by haomui | 2006-05-06 15:37 | 見たこと

アパートの駐車場

私は家族とアパートに住んでいます。そしてこのアパートでは、日本人の私にとって、しばしば信じられない光景を目にすることができます。

そのひとつは駐車場。

日本では、まず自分の車が駐車する場所が決まっている。そして駐車場に車を止めるときは、ふつう、ギアをPにして、サイドブレーキをひいて止める。そして、一台そこに止めたら、その車の出入りのために、ほかの車は止められないようにきちんと仕切ってある。と思います。

そんなことは言わなくてもわかっていることだけど、でも、うちのアパートの駐車場はちょっと違ってるんです。

違い①駐車する場所は決まっていない。
違い②駐車した車の前に駐車できる。(T字型になるように、駐車した車が下の棒で、あとに駐車する車は上の棒のように止めることができる)

①の理由:場所が決まってたらお客が来たときに止めるところがないのは不便。
②の理由:T字の上の棒状態で止める車は、ギアをNにして、サイドブレーキを引かない。そうしておくと、T字の下の棒の人が出るとき、上の棒状態で止まっている車を、前か後ろに押して動かすことができるから大丈夫。

     大丈夫って、ほんとに?
     ほかの住人の方の車を押して.....動かす......???

最初は信じられなかったけど、私も最近、よく押させていただいています。どなたのか存じ上げないお車を。。。

そのせいかどうかはわかりませんが、ピカピカの、傷ひとつないお車は、アパートの駐車場には、ないような気がします。
おまけに黄砂で、ドロドロです。

でもそんなことは気にしないのが、うちのアパートの住人気質のようです。

狭い国土(いや駐車場)のひとつの有効活用です。
とてもよい方法だと思うのですが、日本では・・・難しいかもしれませんねー。
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by haomui | 2006-04-08 18:40 | 見たこと