2006年 06月 13日 ( 1 )

にんにくの季節

今、にんにく収穫の最盛期だ。
八百屋の店先には、茎のところで縛ったにんにくの束が高く積まれている。

今日はご近所の方(みなさん年上の立派なオンニ)とお茶したのだが、その時、にんにくのことをいろいろ話してくれた。
以前は、1年分のにんにくをこの時期にまとめ買いして、家の日陰に干し、キムチを漬けたり、料理に使ったりして、にんにくと共に1年を過ごしていたそうだ。
しかし、最近は保存方法も発達し、1年中店先に並ぶようになったため、まとめ買いする家は少なくなったとのこと。
にんにくも時間がたつと、香りも新鮮さもなくなるので、使う分だけをちょこちょこ使うことが多くなったらしい。
そのかわり、韓国産の在来種以外にも、他品種や中国産のも多く出回るようになったようだ。

韓国の在来種のにんにくは、日本のに比べ形がちょっと長細い印象だ。
そして、粒が6つなのだそうだ。
香りが強く、硬い。という特徴があって、この特徴が韓国料理に合うのだろう。

にんにくは韓国料理にはなくてはならない存在だ。
サムギョップサル(豚ばらの焼肉)の時は、にんにくをスライスして肉といっしょに焼き、サンチュに肉といっしょに包んで食べる。チゲやスープの時は、家庭用の小さい臼(절구)でつぶして入れる。
この臼は、日本のすり鉢をもっと深くしたような形で、陶器でできている。
ここに剥いたにんにくを入れて、太めの木の棒で押し付けながらつぶす。
そうすると、香りや風味を閉じ込めながらつぶすことができるようだ。

韓国はにんにくをいくら食べても、次の日の口臭を気にしなくていいからいい。
「臭いのしないにんにく」は、韓国じゃ売れないだろうなあ。

にんにくのことを書きながら思い出したのだが、10年以上前、中国にしばらく滞在していた時、近所の大衆食堂で、よく食事をしていた。
その時いつも、濡れた皿とピンクのざらざら感触のナプキンと皮のついたにんにくが3粒くらい運ばれて来ていた。

料理が運ばれてくるまで、ピンクのナプキンで皿を拭き、にんにくの皮を剥く。
そして、生のにんにくをかじりながら料理を食べるということをしていた。
なぜにんにくを食べる?
食中毒予防だと中国人の友人が教えてくれたが、あれは本当だったのか?
当時は疑うことなく、その言葉を信じてせっせと生にんにくを食べていたが….。
おかげで?食中毒は起こさなかった。

今日は韓国とトーゴの試合。
にんにくパワー全開なるだろうか。
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by haomui | 2006-06-13 14:59 | 聞いたこと